

舌にできものがあると、食事の時でなくても気になるものです。
多いのは口内炎で、ビタミン剤の服用や休息をとることで治すことができます。舌の先に傷が付いてそれが原因になる、外傷性のものもあります。外傷性の口内炎は、食事のときに噛んでしまうことも多くありますが、欠けて鋭利になっている歯や、大きくなった歯石に舌が当たって傷ついた可能性も高いので、そちらもあわせて診察します。
ただし、舌の側面にできものがある場合は、腫瘍かもしれません。下のふちには葉状乳頭というひだひだがあるので間違えやすいのですが、ゴリゴリした硬い感触があったり、痛みを感じたりするようであれば、腫瘍の可能性があります。

「舌がいつもひりひり、びりびりした感じがする。やけどもしていないのに、何か悪い病気なのかしら?」
そんな風に悩んでいる方がいらっしゃいます。これは舌痛症といって近年増えている症状なのですが、診察しても何の異常もない場合が多いのです。ほとんどの場合は、とくに痛みを引き起こす原因もなく、精神的なものによることが多いようです。
ただし人によっては、カビが原因だったり、歯の治療による金属のアレルギーだったりすることもありますので、検査やお薬の処方をして、数回来院していただくことになります。まれにがんでの場合もありますので、その場合は専門の医院をご紹介させていただきます。

飲食の際などに舌にしみる場合は、ほとんどの場合が口内炎です。通常は、1週間程度で自然に治りますが、症状によっては塗り薬を処方することもあります。
口内炎は体調が悪いときに起こりやすいので、不足しているビタミンを補ったり、休養をとって体力をつけたりすることも重要です。
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